工事内容によって異なる足場の高さと建物の距離

こんにちは!

愛知県愛西市の三谷組です。


私たちは足場を組むことを生業としていますが、ひとことで「足場」と言っても、いろんな組み方があります。

その組み方を決める主要因の1つが、「職人さんの作業のしやすさ」です。




たとえば「作業床の高さ」は、雨樋を交換する工事と塗装工事とでは、全く異なってきます。

雨樋の交換作業では横の樋が肩の高さになるのがベストなのに対し、塗装の場合は横樋が頭の上にあるのがベストです。


また建物と作業床との距離についても同じことが言えます。

塗装工事の場合、外壁に手を伸ばして刷毛やローラーを持って塗る「最適な距離」があります。

一方の大工工事では、壁を作る前の下地材木などを持ったり支えたりする作業も多く、塗装作業よりも足場が近いほうが仕事がしやすく安全になります。




ほかにも左官工事・雨どいの交換など、それぞれの工事でも最適な足場の距離は若干違ってきます。

(もちろん、厚生労働省労働基準局長による「足場先行工法のガイドライン」がベースになります)


つまり、「職人さんが安心して作業に専念できる環境を提供できるかどうか?」が、私たち足場職人の腕の見せどころです。

良い足場は安全性が高く、作業がしやすくなりますので、各工程をより丁寧に行なうことができ、施工品質の向上にもつながります。


足場を組むことは、建設物の品質を左右する重要な仕事。

三谷組は、常に高品質な足場で建設現場をサポートしています!


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